食品を製造する際に、原材料として使用していないにも関わらず、特定原材料(卵・乳・小麦・えび・かに・そば・落花生・くるみ)等が、意図せずごく少量、最終加工食品に混入(コンタミネーション)してしまう場合があります。
コンタミネーションを防止することが原則ですが、完全に防止できる確証がない場合は、原材料欄外に注意喚起表示をすることが認められています。

カルビーでは、表示が義務づけられている特定原材料8品目(卵・乳・小麦・えび・かに・そば・落花生・くるみ)と、表示が推奨されている20品目を、原材料として使用している場合は、原材料欄に記載しています。
しかし、アレルギーの方の中には、同じ工場内での製造、設備が兼用であるというだけで、症状が出てしまう方もいます。
∟ 例：自宅に一切アレルギー物質を持ち込まない、調理器具や食器も絶対に共有しない等の配慮をしている
"本品は卵、乳、小麦を含む商品と共通の設備で製造しています"の表示は、このような重篤なアレルギーの方への注意喚起表示です。
兼用の設備で製造された商品を食べても良いか、という判断については、個々人の症状の違いや体調等にも左右されますので、アレルギーで通院されている医療機関にご相談ください。

なお、工場では、商品の切替時には、清掃を徹底しています。
全ての工程で水洗浄ができないため、一部、拭き取りのみの工程があります。
専用設備での製造と異なり、十分注意を払っているにも関わらず完全に防止することができないために、このような表示にいたりました。

特定原材料8品目(卵・乳・小麦・えび・かに・そば・落花生・くるみ)に関して、コンタミネーションの確認を行い、可能性がある場合は表示をしています。

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