アクリルアミドは焼いたり揚げたりした幅広い食品に含まれるため、
アクリルアミドを含む食品をまったく食べないことは不可能です。
しかし、食生活に気をつけたり、家庭調理でアクリルアミドができるだけ増えないよう調理の仕方を工夫したりすると、食品からとるアクリルアミドの量を減らすことはできます。
ただし、アクリルアミドを減らそうとして、むやみに食品の加熱をやめたり、加熱した食品の食べる量を減らしたりするのはやめましょう。
それによって、健康の維持に必要な栄養素を必要量とることができなくなる可能性があります。
食品を十分に加熱しないで食べることや生のままで食品を食べる機会を増やすことは、かえって食中毒になる可能性を高めることになりますし、消化を悪くすることもあります。
特に加熱調理用と表示されている食肉・食肉加工品や水産物・水産加工品などの食材は、十分に加熱してから食べることが重要です。
▶抜粋:
農林水産省 【食品中のアクリルアミドに関する情報】