よくいただくご質問

原材料・製品・製造

食品中の【アクリルアミド】は、体に悪いものかどうか教えてください。

国際機関では動物実験などの結果から、化学物質としてのアクリルアミドは人に対して、おそらく発がん性があると、2A に分類しています。 ※下表参照
アクリルアミドを口にした際の日本人の健康への影響については、2016年(平成28年)4月5日、食品安全委員会が、懸念がないとは言えないという結論を出しています。

分類 内容 食品関連の例(抜粋)
1 人に対して発がん性がある アルコール、アルコール飲料、たばこの喫煙、ヒ素、アスベスト、ベンゼン、ホルムアルデヒド、アフラトキシン等
2A 人に対しておそらく発がん性がある グリシドール、アクリルアミド、PCB、ニトロソジエチルアミン、ディーゼルエンジンの排ガス等
2B 人に対して発がん性を示す可能性がある フラン、コーヒー、漬物、ガソリンエンジンの排ガス等
3 人に対する発がん性については分類できない コレステロール、お茶、オイゲノール、サッカリン、原油等
4 人に対しておそらく発がん性でない カプロラクタム(ナイロンの原料)

▶参考:国際がん研究機関(IARC)による分類

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